ほんじつ令和5年6月15日は、弘法大師空海の生誕1250年の日です。
空海の本名をご存じでしょうか。
俗名は、佐伯眞魚(さえき の まお)といいます。
お生まれになられたのは、宝亀五(774)年 6月15日、讃岐国の屏風ヶ浦にてご誕生。
父は郡司(地方官のような職)佐伯田公(さえき の たぎみ)、母は安斗智徳(あと の ちとこ)です。
真言宗の開祖としても知られる空海は、お遍路では、「お大師さん」という愛称で、没後は諡号(しごう)という贈り名「弘法大師」という名前を授かり、多くの人様に信仰されております。
もう少し詳しく紐解くと、東寺長者観賢(かんげん)の申し出により、醍醐天皇から「弘法大師」の諡号(しごう)が授かりました。
弘法大師には、付き従った10人の付法弟子が居られます。
彼らは釈迦の十大弟子になぞらえて、「弘法大師(空海)十大弟子」と称されました。
書物のなかでは、もっと多くの僧侶の弟子がいられたともしるされております。
- 真済(しんぜい)
- 真雅(しんが)
- 実恵(じちえ/じつえ)
- 道雄(どうゆう)
- 円明(えんみょう)
- 真如(しんにょ)
- 杲隣(ごうりん)
- 泰範(たいはん)
- 智泉(ちせん)
- 忠延(ちゅうえん)