令和8年 遍照院 だんご巻き

〜涅槃会に伝わる、無病息災を願うお寺の行事〜

「だんご巻き」は、真言宗の寺院で涅槃会(ねはんえ)に合わせて行われる伝統行事です。 涅槃会は、お釈迦さまが入滅された日を偲び、感謝を捧げる大切な法要です。この日にお配りする団子は、仏舎利(ぶっしゃり)=お釈迦さまのお骨を象ったものと伝えられています。 昔、弟子たちが仏舎利を分け合った故事にならい、 「功徳を皆で分かち合う」という願いが込められています。

🟡 団子に込められた意味

お配りする団子には、次のような願いが込められています。

  • 食べると一年間の無病息災をいただける
  • 持ち歩くと災難除けのお守りになる
  • 五色の団子は、地域によるかもしれませんが、単色や色鮮やかさを出してあざやかにしています。

「この一年が健やかでありますように」 「災いが近づきませんように」 という祈りが込められています。

大きな数珠を時計回りに回しています。
大きな玉の数珠玉を無病息災・息災延命・願掛けとして顔のあたりまでかがげます。

“この一年を健やかに、災いなく、心に抱く願いが成就しますように”

大数珠の中にある大きな珠が自分の手元に来たとき、 胸から顔のあたりまでそっと掲げて祈る所作があります。 この動きには、 一年を健やかに過ごし、災いを遠ざけ、心に抱く願いが叶いますように という三つの祈りをひとつに込めた意味があります。

珠を掲げる静かなひとときは、 仏さまに最も近づく瞬間ともいわれ、 参加される方それぞれの願いを、やさしく包み込む祈りの場となっています。

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