お彼岸に何をお供えすればよいのか?

 お彼岸時期のお供えとして一般的なのは、お菓子(菓子折り)やお花、果物などです。
お供え先によってもお供えすべきものは変わってきます。



ご自宅でお仏壇にお供えする場合・贈答品として他家へお供えする場合・実家にお供えする場合の3パターン別に、定番のお供えをご紹介します。
仏さまに用意する物と言えば「香・花・灯明・浄水・飲食」の5つのお供えが大切だとする「五供(ごく)」という考え方があります。
ご自宅のお仏壇へのお供えにおいては、「お線香・お花・ローソク・お茶・お水・食べ物」が大切なお供えにあたります。
お彼岸時期も同様に上記の五供をお供えしますが、お彼岸時期はご先祖様への日頃の感謝を伝えるための期間ですから、いつもより盛大にお供えをするのが通例です。

春彼岸には「ぼたもち」、秋彼岸には「おはぎ」をお供えする風習があります。
どちらももち米とあんこを使用したお菓子ですが、

    牡丹(ぼたん)の花が咲く春には「ぼたもち」

   萩(はぎ)の花が咲く秋には「おはぎ」

と呼ばれ、季節によって呼び名が変わります。



■お彼岸時期にぼたもち・おはぎを食べる理由はなんなんでしょう?

諸説ありますが、一説には、小豆の赤が邪気を払う効果があることや、貴重な砂糖を使用したお菓子であることから、小豆と砂糖を用いたぼたもち・おはぎをお供えすることで、ご先祖様への感謝や家族円満を祈っていたといわれています。

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