涅槃会 と 団子まき・百万遍数珠送り
このたびは、日を変更いたしまして、「涅槃会」「団子まき・百万遍」を行いました。
仏教の行事を、コロナ禍から小規模でしたが、少しずつですが、人の行き交いが緩和になり、以前のような行事ができ、感謝しております。
お釈迦様の命日に毎年2月15日に行われます。新潟県や甲信越地域は、ひと月づれて行われます。
この日はお釈迦様が亡くなったことを悼み、偲ぶために寺院で法要が行われます。涅槃図を掲げてお釈迦様をしのび、お経を読誦します。
また、「涅槃会」の後に、団子まきと百万遍を行いました。
団子とは、お釈迦様の亡くなられたときの灰を、かき集め団子状にしたことが由来になり、今現在の団子という物になりました。
また、山葵谷 遍照院では、百万遍の大数珠を使い、参拝者や檀家の皆さんと「輪」になりまして、大数珠を回します。
大数珠の大きな丸い玉に来ましたら、高々と上に上げまして、御利益、成就という願いをすることが伝統の行事です。