遍照院の生い立ち
このお寺は岩間山来迎寺遍照院とよばれ真言宗豊山派
の寺院で、本山は長谷寺です。
江戸時代の終わり頃の戊辰戦争の時に、この遍照院は官軍により占領され、長岡藩士数名が監禁され数ヶ月もこの寺院に、居られ荒らされてしまい、紛失した物が多く、古い資料等が無くなっております。
遍照院は誰がいつ頃創建された寺院なのかわからないままであります。
いい伝えによると、約600年(一説には300年)前、南蒲原郡下田村字葎谷の地に、1つの寺院が有り、その寺院が2つに分かれた1つが、ここ山葵谷へ移されたと言われております。
ご本尊は、阿弥陀如来であります。
ここのお寺には秘蔵とされている掛け軸「阿弥陀三尊」の掛け軸が安置されております。
仏画の大家である恵心僧都が書かれた祖されております。
毎年、1月16日・8月16日の2回のみご開帳されております。